もし新幹線で荷物を上の棚に置くことが難しい場合、どのように対応すればよいでしょうか?
この記事では、主に以下の内容に焦点を当てて解説します。
- 荷物を棚に上げられない時の解決策
- 車掌の見つけ方
- 大型荷物用のスペースについて
- ベビーカーやその他大きな荷物の扱い
この情報が役立つことを願っています。
大きな荷物を持っている場合、大型荷物用スペースを利用することで、荷物を持ち上げる必要がなくなりますよ!
一人で対応可能な荷物の上げ方【自力での解決策】
新幹線で上の棚に荷物を載せるのが難しい時、どう対応するべきでしょうか?自分一人で対応する方法として、靴を脱ぎ、座席に立ってそこから荷物を棚に置く手段があります。
実は、この手法を使っている人を数回目撃しています。ほんの数秒で自分で行えるため、実に効果的な方法です。
この手段を使えば、荷物を下ろす時も自力で可能なので、非常に便利です。
ただし、この方法は通路側の席でなければならないという制限があります。窓側の席では、少し身体をひねる必要があるため、荷物を上げにくくなります。
通路側の席が空いていれば問題ありませんが、座席に立っている間にその席の持ち主が現れた場合、気まずい状況になる恐れもありますので、注意が必要です。
自分で荷物を上げることを前提にしているなら、事前に通路側の席を選んで予約することをお勧めします。
荷物の持ち上げに困った時の解決策【他者の協力を得る方法】
自力で荷物を棚に載せることが難しい時、他の人に助けを求める手段も考えられます。単独でいる際、支援を求められる対象は「他の乗客や車掌」に限られます。
この状況では、精神的なバリアも関係してくることでしょう。他の乗客に援助を頼む場合、ごく稀に拒否される可能性があると、その場で気まずく感じるかもしれません。
このような状況で頼りになるのは、やはり車掌の存在です。では、車掌は一体どこにいるのでしょうか?
車内のスタッフの位置と人数について
通常、新幹線は運転手1名、車掌2名、客室乗務員1名の合わせて4名のスタッフで運行されます。客室乗務員の主な仕事は、車内での切符販売や乗り換え情報の提供などの顧客サービスです。
そのため、制服を着用しているスタッフを見かけたら、荷物の持ち上げを手伝ってもらいたい場合は声を掛けてみてください。
ただし、車掌や客室乗務員が常にそばにいるわけではないので、彼らが普段どこにいるかが疑問です。新幹線には車掌室が設けられており、車掌は通常そこにいます。
車掌室の位置は車種によって異なります。
- N700系は8号車に
- 700系と300系は10号車に設置されています。
車掌室が近い場合は、直接そこへ行くことも一つの方法です。
ただ、車掌が巡回している場合は車掌室にいないこともあるため、近くに頼れそうな人がいれば、そちらに声をかけるのが最適かもしれません。
また、車掌室は切符の問い合わせや体調不良時の対応も行っているため、その場所を覚えておくと何かと便利です。
大型荷物用スペースについての紹介
ここで、大型荷物用スペースの活用法について説明します。このスペースを利用することで、荷物を高い棚に上げる手間を省くことができます。
ただし、このサービスを使う際にはいくつか留意すべき点があります。
特に、事前に情報を得ずに利用した場合、1,000円の手数料が発生する可能性があるので、その辺りを含めて詳しく説明します。
大型荷物用スペースとは、2020年5月から導入されたサービスで、東海道、山陽、九州、西九州新幹線での利用が可能です。各車両の最後部の座席の後ろに設けられた少しのスペースが、この大型荷物用スペースになります。
このスペースは、3辺の合計が160〜250cmの荷物を対象としています。事前に予約を行えば、追加料金無しでこのスペースを利用することが可能です。
しかし、予約せずに利用した場合には、1,000円の手数料が必要になるので、この点は特に注意が必要です。
新幹線での荷物対応の要点まとめ
新幹線で荷物の取り扱いに困った際の対策方法について説明しました。
要点を簡潔にまとめますと以下のようになります。
- 自力での解決策(座席に立って荷物を置く)
- 他人の助けを借りる(他の乗客や車掌に依頼する)
- 3辺合計が160〜250cmの荷物には特大荷物スペースが利用可能
- 事前に予約することで特大荷物スペースを無料で使用できる
自分一人では棚に荷物を上げることが難しい場合、速やかに行動を起こしやすく、かつ荷物を降ろす必要がある際もスムーズに対応できるため、周囲の乗客に協力を仰ぐことが推奨されます。
また、大きな荷物をお持ちの場合、特大荷物スペースの利用を検討することで、荷物を持ち上げる手間を省くことができます。